
7月14日(月)
久しぶりに家族旅行に行きました。
私は普段はあまり多くの人と関わる仕事をしていないのですが、
今回は主人の仕事の出店の手伝い。
地域の特産品等を県外のイベントで販売するというお仕事です。
イベントの場所は街から少し離れた山の上。
スマホの地図を見ながら進んでいくと、
会場は目の前なのだけれどどうも道が狭い。
主人が歩いて行って、たぶん大丈夫と言って進んだものの、
行ってみたら、これはちょっと無理じゃないか?となり、
バックしてたら、サイドミラーをこすって破損。
助手席に座っていた4歳娘は「怖い~」と半泣き。
取れて道に落ちてしまったミラーのカバーを拾うことすらできない狭さ。
前途多難。
そこから会場の反対側まで回って、
予定より30分遅れて到着。
ミラー壊れたよ!!!とみんなに笑ってもらい
なんとか気を持ち直して、
猛暑の中の出店を乗り切りました。
普段は主人の手伝いは裏方業しかやっていないので
商品知識が浅く、
「このみかんの柄がカワイイですよね~」と言ったら
「これはかぼすって書いてありますけど、みかんなんですか?」
とお客さんからツッコミをうけたりして。
柑橘はすべてみかんでええやないか!と心で叫びつつ
主人がお客さんにしている商品説明を聞いてフムフムと勉強。
接客業を経験して以来苦手意識があり、
それを避けて生きていましたが、
お客さんとの交流もまた悪いものではないと
改めて気づかせてもらいました。
またほかの出店者さんからもたくさんの刺激を受けて、
様々な生き方、働き方があるよなあと
私もまたモチベーションをひとつ上げることができました。
起業すること自体は誰にでもできますが、
それを続けること、それだけで生計を立てること、というのは
簡単ではありません。
出店者さんも、その時はそのお店の店主ですが、
様々なお仕事や活動を並行して行っていて、
それでひとつの暮らしを作っています。
第三の居場所というのが最近重要視されていますが、
いろんな自分の居場所を作ることで
人間関係の距離感を上手に保てたり、
気持ちの切り替えもしやすくなったりしますし
それぞれで収入が少しずつでもあれば、リスク分散にもなる。
なんか自分が何者になるか、ということにこだわってきたけど
それは一つである必要はどこにもないのだなあと
もやもやがひとつとれたような、そんな旅行でした。
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