挫折ばかりの語学習得

6月21日(土)

語学って、なんでこんなに難しいの?

英語、フランス語、イタリア語、スペイン語…。
一応いろいろかじってきたのですけれど、どれも深まらず終了。

発音だけならわりとそれっぽくできるのに、内容はさっぱり。
単語帳を開いて10分後には、窓の外の鳥を眺めてます。
あれ?さっきまで何語を覚えてたんだっけ…?


それでも、語学にはやっぱり憧れがある

海外旅行の時は、最近は翻訳アプリもあるし、
大事なことはそれで訳してもらうんだけど、
でもできるだけ、調べた文は自分で言おうと思っているのです。
その方が、コミュニケーションしている感があるじゃない?
それでちょっとでも通じたらやっぱりうれしいのよね。
それがきっかけで覚えられる言い回しもあるし。

そういえば、大陸の方の人たちって、何カ国語も話せるのが当たり前みたいな顔してるじゃないですか。
ちょっと電車に乗ったら国が変わって言葉も文化も違う、って環境の中で育つってやっぱり違うんだろうなあ。ルーツもいろいろな人がいるし。
いろんな国の人と出会えて、様々な文化を体験できる環境ってなんだかうらやましい。
まあ、お金と時間さえあればいくらでも行けるのでしょうけどね・・・・。
海外に行ったらもっとやる気が出るはず!っていうのは言い訳でしかないか。


昔、当時付き合っていた人と一緒にイギリスへ行ったんですが、
いざ英語を使う場面になると、彼、完全に無言。
こっちに任せてくるわけです。頼ってくるというか、丸投げというか。
もうめちゃくちゃ幻滅ですよね。こっちも話せないっつーの。

その瞬間、悟りましたね。
「この人、一生話せるようにはならない」って。

でもまあ私もあわよくば彼に頼ろうとしていたわけで。
話せるようにならないわけです。

あ、今の夫はたぶん私よりも話せることは少ないけど、積極的に話しに行ってくれるタイプです。ボディーランゲージとルー大柴スタイルで乗り切る、
こういう人の方が話せるかどうかは別としても通じますよね。


人と話すこと自体がハードル高い

そもそも私、国内にいてもわりと“会話避けがち”なタイプで、
回らないお寿司で注文するのとか恥ずかしいし、初対面の人とはなかなか会話が続けられないのです。

そんな私が海外で友達を作ろうなんて、ハードルどころか棒高跳び・・・。
なんだかいつも周りに人がいる人ってどうやって生きているのだろう。


商人の胆力に学びたい

外国の市場にいるおじさん・おばさんたちってすごいんですよ。

たった一回聞いた日本語を、100%のテンションでぶつけてくる。

ヤスイヨー!コンニチハー!アイシテルー!

これだけなのに、なんかグッときちゃう。
あれはもう、語学力というより“胆力”の問題なんですよね。
間違っても伝わらなくても、とりあえずしゃべる。振り返らせる。強い。私も見習いたい。


語学が習得できる前に、とりあえずしゃべってみて、そこでなにか通いあうものを作れる人が、きっと話せるようになるのだろうなあ。
単語帳を開くのではなくて、よく使えるフレーズから覚えて、使いまくる。
相手の答えがわからないかも、みたいなことを恐れず。

頭ではわかってるけど、それができたら苦労はしないなあ。


それでも憧れるって、大事だと思う

いまは話せなくても、
海外で会ったあの人と、もし言葉が通じたら…って想像するだけで、
なんだか世界がちょっと広がる。
観光客の多いところや都市部はあまり興味がないし、
田舎でゆったりと暮らしている人たちとコミュニケーションをとるためには
やはり現地語を話せたらなあという思いが強くあります。

私は、「英語の文法」より先に、
“心の距離の超え方”を学ばなければならないのですよね。


このブログもある意味、「ことばの練習帳」みたいなものです。
たどたどしくても、少しずつ、
言語化に苦手意識があるからこそ。
きっと伝えられるものがあると信じて。


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